散る桜 残る桜も 散る桜 良寛和尚の辞世の句

親しくしていただいていた開業医の先生が50代で若くして癌で亡くなられた。その早過ぎる死の告別式の友人挨拶で「散る桜 残る桜も 散る桜」と話されていた事が心に残っていて、後から誰の句だろうとインターネットで調べると江戸時代の良寛和尚の辞世の句であるという事が分かった。

先に逝った人との別れは辛いがやがて私も後から逝くから別れを悲しむ事はないという意味だ。良寛和尚の場合は辞世の句という事なので、私は逝くがあなた方もやがて私のところに来る事になるのだから悲しむ事はないという事になるのであろう。
ただ、その学生時代からの友人の方が毎年一緒に登山をやっていたけれども今年は一緒に登る事が出来ないと涙ぐんで声を詰まらせておられたのが印象的であった。
私の場合は先生とかなりメールをやりとりしていて病気の事でもサプリをお送りしていたが、先生からのメールを読み直すのが辛くて見直せない状態で未だ冷静になる事が出来ないでいる。
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