ノートパソコンで家サバ構築(その弐)

日レセの次期バージョンをインストールする手順書に従ってUbuntu8.04をインストールした。すると以下のような問題と解決方法がある事が判明した。

Ubuntu Serverをインストールし終えていよいよ起動というときに
下の画面のような表示が出て起動しない
「This kernel requires the following features not present on the CPU:0:6
Unable to boot ? please use a kernel appropriate for your CPU.」
Ubuntu ServerではPAEが有効である前提でインストールをしている
Intel PentiumPro以降のCPUの多くがPAEを実装している
PAEを有効にできない仮想環境やPAEを実装していないCPUで起動した場合には対処が必要
(1) インストーラーCD/DVDで起動して「壊れたシステムを修復(R)」を選択
(2) カーネルを入れ替えたいので/bootの存在するパーティションを選択
自動でパーティションを作成した場合は一番上のパーティション
(3) レスキュー操作を選択
「インストーラー環境内でシェルを実行」を選択
(4) ファイル配置がレスキューする側の環境でスタート
選択した修正したいパーティションは/target配下に配置された状態でスタート
(5) シェルが実行できるようになりますので以下のコマンドを実行
# chroot /target
# bash
# aptitude update
# aptitude install linux-generic

*PAEとは(wikipediaより)

物理アドレス拡張(ぶつりあどれすかくちょう、Physical Address Extension – PAE )
はインテル社のP6マイクロアーキテクチャで追加されたアドレス空間の拡張機能であり
Pentium Pro及びそれ以降の製品で利用できる。
PAEを使用した場合には、IA-32アーキテクチャのアドレスラインである32ビットを
36ビット以上のメモリ空間に拡張する。
これにより、IA-32の標準では最大4GiBまでしか使用できなかった物理メモリ空間を
最大64GiB以上使用できるようになる。
しかしながら、仮想アドレス空間は4GiBのままであり
ページテーブルのエントリを32ビットから64ビットに拡張することによって
物理メモリ空間にアクセスする事となる。

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