人生を変える塗り薬を使わないアトピー性皮膚炎の画期的治療方法

関連記事をリサーチすると「人生が変わった」という言葉を色々なところで見る事が多い。私と同じ様にアトピー性皮膚炎で悩まされていた知り合いが私の話しを聞いて、この治療方法をやってみる事を決めた。まだまだエビデンスが十分ではないのでこれからの治療法ですが、アトピー性皮膚炎の治療法もこれから大きく変わるのではないでしょうか?

目次

デュピクセントとは何か

皮下注射でアトピー性皮膚炎の原因となる物質を遺伝子レベルで遮断する薬で、今までの薬とは一線を画していて生物学的製剤とも言われる。私の場合には2週間に一度その皮下注射を太腿に打つのが治療法となる。値段が高いのが特徴的な治療薬である。皮膚科で処方してもらうとステロイド軟膏を使った治療法との併用になる場合が多い。私の場合にはストロイドや保湿剤などの塗り薬は使っていない。

劇的な変化

アレルギー性副鼻腔炎の治癒

それは以外なところから始まった。私の場合はアレルギー性の副鼻腔炎で常時鼻が詰まっていて、これを治療するには手術する以外に手が無いと言われていて、治療や耳鼻科に通院する事自体を諦めていたが、何と初めてデュピクセントを打った2021年6月17日の当日の夜になって鼻で呼吸出来ている事に驚いた。最初、デュピクセントは右足の太ももに一回。左足の太ももに一回と初回は二回打った。

呼吸器内科でデュピクセントを勧められる

治療の目的はあくまでアトピー性皮膚炎である。厳しい「脱ステロイド」そして「脱軟膏」の実践でヘルペスや帯状疱疹を起こす事は殆ど無くなったが、生活はアトピー性皮膚炎に支配されていて、痒みと落屑で何十年という辛い日々を余儀なくされていた。ステロイド軟膏を使おうとする皮膚科の医師と衝突する為に皮膚科は長い間受診していなかった。しかし、同じ病院の喘息で受診していた呼吸器の医師からデュピクセントを勧められたのだった。皮膚科との過去の経緯を話しても「皮膚科も変わりましたよ!」と言われたのだ。そして、やれば「劇的に良くなる可能性がある」と言われたのだ。そして、デュピクセントの適応病名にアレルギー性副鼻腔炎が加わったという話しも聞かされていた。

ステロイド軟こうなどの塗り薬は使わない

皮膚科への受診

皮膚科に受診すると、最初に受診した医師は、やはりストロイド軟膏の併用で無ければデュピクセントは使えないと言われたが、アトピー性皮膚炎の専門の別の先生がストロイド軟膏を使わなくても良いと言ってくれたのだ。その医師の配偶者も実は重症のアトピー患者でデュピクセントを使うようになって劇的に良くなったという話も背中を押してくれた。

絆創膏が不用に

皮膚の方にも大きな変化を感じる事となった。現状では何ともなかったところまで敏感になって、ヒリヒリした感じや痒みを感じるようになったものの数日で手に貼っていた10箇所以上にアカギレバンの絆創膏が必要無くなった事に驚いた。手のアルコール消毒がキズにしみて痛かったのが問題なくなったのだ。皮膚そのものが変化している。そう感じたのだ。

打った当日から数日で、そうした皮膚の変化を感じる事が出来た。そして、心配していたデュピクセント自体の副作用は今のところは何も無かった。

皮膚が柔らかくスベスベになる

2回目の接種

絆創膏が不要になった話しを医師に報告すると「なら大丈夫ね」と言われて
2週間後の2021年7月1日に2回目を右足の太ももを打った。

今まではなかなか感じる事がなかった痛みという感覚が少しずつではあるが、感じるようになっているのではないか?以前ほど激しく掻くという事が無くなった。落屑が少なくなった。しかし、痒みが無くなったという事では決してない。落屑も無くなったという事では決してない。頻度や量の減少が見られるという事である。

また皮膚を触っていて皮膚にツルツルした感じが出て来た事に驚きを感じた。これは2回目の接種後の感覚である。柔らかくスベスベした皮膚の感覚に驚くようになった。痒くて掻いても、そのような感覚を感じて驚いたのだ。そして、もう一つ驚いた事は自分の体臭を感じるようになった事である。鼻呼吸が出来るようになった事に加えて、皮膚が本来の柔らかいツルツルスベスベした肌になったからであるのかもしれない。

3回目の接種

2021年7月16日3回目デュピクセントを打った。
初めてデュピクセントを打ってから1ヶ月が経過して感じるのは、体感的には今までと大差ないように感じて、痒みと痛みがミックスされた感覚でどうしても皮膚を掻いたり触ったりして、夜もなかなか眠れないというところはあったが、明らかに落屑は少なくなり、酷い痒みは無くなっていた。さらに皮膚の状態が今までよりも柔らかく変わっているという事を感じるのだ。それに、痒み自体も従来のものと違っていて、痛みという感覚を感じるようになったのが、酷い掻き方をしなくなっている理由かもしれない。

胸が敏感になり、痒みが酷かったがここに来てだいぶ落ち着いて来た。1ヶ月経過した今は足がそのような状態である。これも次第に良くなって行くのだろうか?余裕が出て来たのだろうか?手と腕。足。胸と腹。部位毎に良くなった感を感じるようになった。ここに来て夜も眠れるようになって来た。有難い。足や手に少しカユミが出た。見ると薄く皮が剥けて来ていた。これは今までに無かった事でが、皮膚が質的に変化して皮が剥けて来たのかも知れない。それによって肌がスベスベの部分が増えていくのかも知れない。

以外は2016年当時の手のひらの画像とデュピクセントを始めてからの手のひらの画像である。

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